【元銀行住宅ローンセンター担当が解説】住宅ローンの相談で「この人は大丈夫そうだな」と感じた人の共通点5選

住宅ローン

住宅ローンの相談を受けていると、

「この方は住宅購入後も安心して返済できそうだな」

と感じる方がいました。

もちろん将来のことは誰にも分かりません。

ただ、住宅ローンセンターで数多くのお客様と接してきた中で、

無理なく返済を続けていけそうな方には共通点がありました。

今回は、その特徴についてお話しします。

住宅ローン以外の支出も把握している

住宅ローン相談では、

毎月返済額だけに注目する方もいます。

一方で、

安心して返済している方は、

・教育費
・車の買い替え
・旅行
・老後資金

なども含めて考えていました。

住宅ローンは人生の一部であり、家計全体で考えることが重要です。

日ごろから家計管理ができている人は強いです。

借りられる額ではなく返せる額を考えている

銀行が貸してくれる額と、

安心して返済できる額は違います。

実際の現場でも、

「もっと借りられますよ」

と言われても、

あえて借入額を抑える方がいました。

こうした方は住宅購入後も安定しているケースが多かった印象です。

手元資金をしっかり残している

住宅購入時には、

頭金を多く入れれば良いと考える方もいます。

しかし、

・急な病気
・転職
・修繕費

などに備えて、

一定の現金を残している方は安心感がありました。

夫婦でお金の話ができている

これはかなり重要です。

住宅ローン相談の中でも、

夫婦で考え方が大きく違うケースは少なくありませんでした。

一方で、

・教育方針
・住宅予算
・将来設計

を話し合っている家庭は、

住宅購入後も安定している印象がありました。

また、日ごろからお金の話ができていれば、

住宅ローンの返済が困ったときもしっかりとした話し合いができると思います。

「家を買うこと」がゴールになっていない

意外かもしれませんが、

これが一番大切だと思います。

住宅購入はゴールではなくスタートです。

安心して生活することが目的であり、

家を買うこと自体が目的ではありません。

実際の現場でも、

購入後の生活を重視している方ほど満足度が高い印象でした。

家を買う・住宅ローンを組むことがスタートということを念頭に置くことが重要です。

個人的に大切だと思うこと

住宅ローンは、

金利や銀行選びも大切です。

しかし本当に大切なのは、

「住宅購入後の生活」

だと思っています。

実際の現場でも、

少し余裕を持った計画を立てていた方の方が、

長く安心して暮らしているケースが多くありました。

まとめ

住宅ローン相談で、

安心して返済できそうだと感じた方には、

・家計全体を見ている
・借りすぎない
・現金を残している
・夫婦で話し合っている
・購入後の生活を重視している

という共通点がありました。

住宅ローンは長期間続く契約です。

だからこそ、

「いくら借りられるか」ではなく、

「どう暮らしていきたいか」

を考えることが大切だと思います。

プロフィール
この記事を書いた人

元銀行住宅ローンセンター担当。2児の父。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。
銀行の住宅ローンセンターにて勤務し、
新規審査、借換相談、返済計画の見直しなど、
数多くの住宅ローン相談に携わってきました。

現場で強く感じたのは、
「知識があれば防げたはずの後悔」が非常に多いということです。

住宅ローンは人生最大の借入。
しかし、多くの方が十分に理解しないまま契約してしまい、
その後に不安を抱えるケースを何度も見てきました。

このサイトでは、
銀行実務での経験をもとに、
住宅ローンで後悔しないための考え方や判断基準を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。

焦らず、納得して選ぶこと。
それが将来の安心につながると考えています。

現在は情報発信やセミナーを通じて、
住宅ローン選びをサポートしています。

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