住宅ローンを検討している方から、
「何歳までに完済するのが理想ですか?」
という質問を受けることがあります。
住宅ローンセンター勤務時代も、
40代以降のお客様が借入開始されることが多く、
からよく相談を受けました。
結論から言うと、
完済年齢に絶対的な正解はありません。
ただし、
安心して老後を迎えるために意識しておきたい考え方はあります。
今回は、住宅ローンの完済年齢について解説します。
多くの方が気にする「定年までに完済」
住宅ローン相談では、
「定年までに完済したい」
という声をよく聞きました。
理由はシンプルです。
多くの場合、
定年後は現役時代より収入が減少します。
そのため、
住宅ローンが残っていることに不安を感じる方が少なくありません。
完済年齢は人によって異なる
ただし、
必ずしも60歳や65歳までに完済しなければならないわけではありません。
例えば、
- 十分な金融資産がある
- 退職金が見込める
- 定年後も働く予定がある
という方は、
住宅ローンが残っていても大きな問題にならない場合があります。
私も住宅ローン借入開始時、36歳で完済時71歳になりますが、
定年時に完済しようとは考えていませんでした。
40代以降の住宅購入で考えたいこと
40代以降に住宅を購入する場合は、
教育費や老後資金も同時に考える必要があります。
住宅ローンセンターでも、
- 子どもの大学進学
- 老後資金準備
- 親の介護
などを考慮して借入額を決める方が多くいました。
繰上返済は必要?
完済年齢を早める方法として、
繰上返済があります。
ただし、
無理に繰上返済する必要はありません。
住宅ローンセンターでも、
貯金を大きく減らしてまで繰上返済した結果、
教育費や修繕費で困るケースがありました。
大切なのは、
手元資金とのバランスです。
実際によくあった相談
住宅ローンセンターで多かった相談は、
- 70歳完済でも大丈夫?
- 退職金で返済した方が良い?
- 繰上返済するべき?
という内容でした。
そのたびにお伝えしていたのは、
完済年齢だけで判断しないことです。
老後資金や生活費も含めて考えることが重要です。
個人的に大切だと思うこと
住宅ローンは、
早く完済することが目的ではありません。
本当に大切なのは、
家族が安心して暮らせることです。
実際の現場でも、
無理に繰上返済する方より、
十分な資産を持ちながら計画的に返済している方の方が安心感がありました。
住宅ローンは、
家計全体の中で考えることが大切だと思います。
まとめ
住宅ローンの完済年齢に正解はありません。
ただし、
- 定年後の収入
- 老後資金
- 教育費
- 金融資産
を考慮して計画を立てることが重要です。
住宅ローンは長期間続く契約です。
完済年齢だけにとらわれず、
安心して暮らせる返済計画を考えることをおすすめします。

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