【元銀行住宅ローンセンター担当が解説】住宅ローンはボーナス払いを利用するべき?メリット・デメリットを徹底解説

住宅ローン

住宅ローンのボーナス払いは利用した方が良いのでしょうか?元銀行住宅ローンセンター担当が、ボーナス払いのメリット・デメリットや利用する際の注意点を分かりやすく解説します。


はじめに

住宅ローンを申し込む際、

「ボーナス払いを利用しますか?」

と聞かれることがあります。

毎月の返済額を抑えられるため魅力的に感じますが、本当に利用した方が良いのでしょうか。

今回は、銀行の住宅ローンセンターで勤務していた経験をもとに、ボーナス払いについて解説します。


ボーナス払いとは?

ボーナス払いとは、

毎月の返済とは別に、年2回のボーナス時にまとまった金額を返済する方法です。

例えば、

  • 毎月8万円
  • ボーナス時15万円×年2回

という返済方法が可能です。


ボーナス払いのメリット

毎月の返済額を抑えられる

ボーナス時に返済額を振り分けるため、

毎月の家計に余裕が生まれます。


希望する借入額を実現しやすい

毎月返済額が下がるため、

希望する住宅を購入しやすくなるケースがあります。


ボーナス払いのデメリット

ボーナスは必ず支給されるとは限らない

会社の業績や転職などによって、

ボーナスが減額・支給されない可能性があります。

その場合、大きな返済負担となることがあります。

私のお客様でもボーナス支給がなくなり、返済ができず、

借入期間を延長するなどの条件変更を余儀なくされた方もいらっしゃいました。


家計の自由度が下がる

ボーナスは、

  • 教育費
  • 車の買い替え
  • 旅行
  • 急な出費

などにも使われます。

住宅ローン返済に多く充てると、家計の余裕が少なくなります。


元銀行住宅ローンセンター担当として伝えたいこと

私がお客様へご案内していた中で、

ボーナス払いを利用しない方も多くいらっしゃいました。

理由は、

「毎月の返済だけで無理なく返済できる計画を立てたい」

という考え方です。

ボーナスは将来も同じ額が支給される保証はありません。

住宅ローンは30年以上続くこともあるため、

ボーナスを前提としない返済計画の方が安心できるケースは少なくありません。


ボーナス払いがおすすめの人

  • ボーナスが安定して支給される職業
  • 毎月の返済額を少しでも抑えたい
  • ボーナスに十分な余裕がある

ボーナス払いを慎重に検討した方が良い人

  • 転職を考えている
  • 歩合給や業績賞与が多い
  • 子どもの教育費が増える予定
  • 家計に余裕を持たせたい

まとめ

住宅ローンのボーナス払いは、

毎月の返済額を抑えられるメリットがあります。

しかし、

ボーナスは将来も同じように支給される保証はありません。

そのため、

無理のない返済計画を第一に考え、ボーナス払いは必要最小限にすることをおすすめします。

プロフィール
この記事を書いた人

元銀行住宅ローンセンター担当。2児の父。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。
銀行の住宅ローンセンターにて勤務し、
新規審査、借換相談、返済計画の見直しなど、
数多くの住宅ローン相談に携わってきました。

現場で強く感じたのは、
「知識があれば防げたはずの後悔」が非常に多いということです。

住宅ローンは人生最大の借入。
しかし、多くの方が十分に理解しないまま契約してしまい、
その後に不安を抱えるケースを何度も見てきました。

このサイトでは、
銀行実務での経験をもとに、
住宅ローンで後悔しないための考え方や判断基準を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。

焦らず、納得して選ぶこと。
それが将来の安心につながると考えています。

現在は情報発信やセミナーを通じて、
住宅ローン選びをサポートしています。

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