住宅ローンの保証料とは?事務手数料との違いを徹底解説

住宅ローン

住宅ローンの諸費用を調べていると、

「保証料」
「事務手数料」

という言葉を目にすることがあります。

「どちらも同じようなものでは?」

と思われる方も多いですが、実は全く違います。

私もお客様からよくこの質問をいただいていました。

この記事では、保証料の仕組みや事務手数料との違い、保証料が戻ってくるケースまで詳しく解説します。


保証料とは?

保証料とは、住宅ローンを借りる際に保証会社へ支払う費用です。

万が一、住宅ローンを返済できなくなった場合、一時的に保証会社が金融機関へ返済を行います(代位弁済)。

ただし、返済義務がなくなるわけではなく、その後は保証会社へ返済を続ける必要があります。


保証料と事務手数料の違い

保証料事務手数料
保証会社へ支払う金融機関へ支払う
戻る場合がある基本的に戻らない
借入額や期間で決まる定額または借入額の一定割合

この2つは全く別の費用です。


保証料の支払い方法

主に2種類あります。

一括前払い型

契約時にまとめて支払います。

借入額3,000万円なら数十万円になることもあります。


金利上乗せ型

保証料を別途支払わず、金利へ上乗せして返済します。

初期費用を抑えたい方によく利用されています。


保証料は返ってくる?

繰上返済や完済をすると、

戻し保証料

として一部返金される場合があります。

ただし、

  • 保証会社の規定
  • 返済時期

によって返金額は異なります。

事務手数料などが差し引かれるケースもあります。


最近は保証料不要の商品も増えている

最近は

  • ネット銀行
  • 一部のメガバンク

では、

保証料が不要な住宅ローンも増えています。

その代わり、

事務手数料が高めに設定されていることがあります。

保証料がないからお得とは限らないため、

諸費用全体で比較することが重要です。


住宅ローンを比較するときのポイント

金利だけを見るのではなく、

  • 保証料
  • 事務手数料
  • 団体信用生命保険
  • 繰上返済手数料

まで含めて比較しましょう。

総支払額では大きな差になることがあります。


まとめ

保証料は住宅ローンの諸費用の中でも重要なポイントです。

ポイントを整理すると、

  • 保証料と事務手数料は別物
  • 保証料には一括型と金利上乗せ型がある
  • 繰上返済で戻るケースもある
  • 保証料だけでなく総費用で比較することが大切

住宅ローンは金利だけでは比較できません。

総合的に判断することで、自分に合った住宅ローンを選びやすくなります。

プロフィール
この記事を書いた人

元銀行住宅ローンセンター担当。2児の父。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。
銀行の住宅ローンセンターにて勤務し、
新規審査、借換相談、返済計画の見直しなど、
数多くの住宅ローン相談に携わってきました。

現場で強く感じたのは、
「知識があれば防げたはずの後悔」が非常に多いということです。

住宅ローンは人生最大の借入。
しかし、多くの方が十分に理解しないまま契約してしまい、
その後に不安を抱えるケースを何度も見てきました。

このサイトでは、
銀行実務での経験をもとに、
住宅ローンで後悔しないための考え方や判断基準を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。

焦らず、納得して選ぶこと。
それが将来の安心につながると考えています。

現在は情報発信やセミナーを通じて、
住宅ローン選びをサポートしています。

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