はじめに
住宅ローンを調べていると、
「変動金利0.595%」
という表示を見たことがある方も多いでしょう。
一方で、住宅ローンの商品概要を見ると、
「基準金利2.875%」
など、まったく違う数字が書かれていることがあります。
「どちらが本当の金利なの?」
と疑問に思う方も少なくありません。
今回は、元銀行住宅ローンセンター担当として、住宅ローンの基準金利と適用金利の違いを分かりやすく解説します。
基準金利とは?
基準金利とは、
金融機関が定める「住宅ローンの基準となる金利」です。
住宅ローンのチラシやホームページでは、
- 2.625%
- 2.875%
など、高めの数字が掲載されていることがあります。
これは、多くのお客様が実際に支払う金利ではありません。
適用金利とは?
適用金利とは、
実際に住宅ローン利用者へ適用される金利です。
例えば、
基準金利が
2.875%
だったとしても、
金利優遇が
▲2.30%
適用されれば、
実際の適用金利は
0.575%
となります。
毎月の返済額は、この適用金利をもとに計算されます。
金利優遇とは?
多くの金融機関では、
住宅ローン利用者へ金利の引き下げを行っています。
これを
「金利優遇」
と呼びます。
優遇幅は、
- 給与振込
- クレジットカード契約
- インターネット申込
などによって異なることがあります。
比較するときは適用金利を見る
住宅ローンを比較する際、
基準金利だけを見ても意味がありません。
確認すべきなのは、
- 適用金利
- 金利優遇幅
- 優遇が最後まで続く条件
です。
住宅ローンセンターでも、
この違いを説明すると安心されるお客様が多くいらっしゃいました。
金利優遇は途中で変わることがある?
金融機関によっては、
契約条件を満たさなくなると、
優遇幅が変更される場合があります。
例えば、
給与振込口座の変更などが条件になっているケースもあります。
契約前に優遇条件を確認しておくことが大切です。
元銀行住宅ローンセンター担当として伝えたいこと
住宅ローンを選ぶ際は、
「一番低い金利」
だけを見るのではなく、
- 適用金利
- 団体信用生命保険の保障内容
- 手数料
- 繰上返済のしやすさ
なども含めて比較することをおすすめします。
総合的に見て、自分に合った住宅ローンを選ぶことが、後悔しないポイントです。
まとめ
住宅ローンには、
基準金利と適用金利の2種類があります。
実際に返済額へ影響するのは、
適用金利です。
住宅ローンを比較する際は、
- 基準金利
- 適用金利
- 金利優遇
- 優遇条件
をしっかり確認しましょう。


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